The impact of study habits and personal factors on the academic achievement performances of medical students
Mohammed A. Aljaffer, Ahmad H. Almadani, Abdullah S. AlDughaither, Ali A. Basfar, Saad M. AlGhadir, Yahya A. AlGhamdi, Bassam N. AlHubaysh, Osamah A. AlMayouf, Saleh A. AlGhamdi, Tauseef Ahmad & Hamza M. Abdulghani
BMC Medical Education volume 24, Article number: 888 (2024)

背景
成功を目指すすべての学生にとって、学業成績の向上は不可欠である。 そのような究極の目標を達成するためには、学習習慣や日課が極めて重要である。
目的
本研究は、学習習慣、個人的要因、学業達成度との関連を調査し、学業で成功した医学生を区別する要因を明らかにすることを目的とする。
方法
サウジアラビア、リヤドのキング・サウド大学医学部で横断研究を実施した。 参加者は医学部1年生から5年生で、サンプル数は336であった。 研究チームは、社会人口統計学的データ、個人的特徴、学習習慣の3つのセクションを含む電子質問票を用いて研究データを収集した。
結果:
- 動機付け要因:
- 将来のキャリアに対する高い動機付けがある学生は、GPAが高くなる傾向が1.67倍高かった(OR = 1.67, p = 0.09)。
- 自己実現や野心を持つ学生は、統計的に有意に高いGPAを得る傾向があった(OR = 1.93, p = 0.04)。
- 過去の試験結果は、学業成績に大きな影響を与えなかった(OR = 1.03, p = 0.88)。
- 学習習慣:
- 高成績の学生の79.0%が講義に頻繁に出席していた(OR = 1.6, p = 0.2)。
- 朝早く勉強することを好む学生は、高いGPAを取る確率が1.3倍高かった(OR = 1.3, p = 0.28)。
- 講義前に予習をする学生(39.5%)は、高いGPAを取る確率が1.08倍高かった(OR = 1.08, p = 0.75)。
- 記憶と復習:
- 講義を毎日復習する学生は、高いGPAを取る確率が1.4倍高かった(OR = 1.4, p = 0.16)。
- 暗記前に内容をざっと読む学生は、高いGPAを取る確率が1.8倍高かった(OR = 1.8, p = 0.06)。
- 暗記した直後に思い出す練習をする学生は、統計的に有意に高いGPAを取っていた(OR = 1.83, p = 0.05)。
- その他の要因:
- 家族や友人のサポートを受けている学生は、わずかに高いGPAを取る傾向があった(OR = 1.1, p = 0.73)。
- 喫煙、慢性疾患、精神疾患と学業成績との間に統計的に有意な関連は見られなかった。
考察:
動機付けの重要性: 研究者たちは、将来のキャリアや自己実現に対する強い動機付けが学業成績の向上につながると考察しています。これは人間の本質的な性質に基づいており、高い報酬が得られる見込みが学習の原動力になると推測しています。
学習習慣の影響: 講義への出席、朝の勉強、予習などの習慣が良い成績につながる傾向が見られました。研究者たちは、これらの習慣が集中力を高め、より効果的な学習につながっていると考えています。
記憶と復習の技術: 暗記前の概要把握、直後の復習、定期的な復習などの技術が高い成績と関連していることが分かりました。これらの技術が情報の定着と理解を深めていると考えられています。
社会的サポートの役割: 家族や友人のサポートが学業成績にわずかながらプラスの影響を与えていることが示唆されました。研究者たちは、支持的な環境が学生の忍耐力を高め、より明るい未来を展望させる可能性があると推測しています。
研究の限界と今後の課題: 研究者たちは、この研究が横断的な性質を持つこと、自己報告式の質問紙を使用していること、単一の大学の学生のみを対象としていることなどの限界を認識しています。そのため、より長期的で、多様な大学を対象とした研究の必要性を指摘しています。
結論
本研究の結果は、学習習慣と高い学業成績の間に相関関係があることを示す、利用可能な文献を支持するものである。 質的な半構造化面接を用いて、成績優秀な生徒とその同級生を区別するために、さらなる多施設研究が必要である。 健康的な学習習慣や学習スキルの向上について学生を教育することも価値があるだろう。