Development and validation of scale for measuring attitudes towards e-professionalism among medical and dental students: SMePROF-S scale
Marko Marelić, Joško Viskić, Lovela Machala Poplašen, Danko Relić, Dražen Jokić & Tea Vukušić Rukavina
BMC Medical Education volume 21, Article number: 445 (2021)
背景
ソーシャルメディアは日常生活に浸透し、その結果、医療従事者の行動にも変化をもたらしました。ソーシャルメディアを利用する際のプロフェッショナルな行動を示す「e-プロフェッショナリズム」という新しい形のプロフェッショナリズムが登場しました。ここ数年、ソーシャルメディアやソーシャルメディアサイトにおける医療従事者の様々な集団の行動を測定した研究が数多く行われています。多くの研究が、将来の医療専門家である医学生や歯科医師のe-プロフェッショナリズムの側面を調査していますが、これら2つの集団のe-プロフェッショナリズムに対する態度を評価するために作られた有効な手段はありません。本論文の目的は、医学生と歯科医師のe-professionalismに対する態度を測定するために新たに開発した尺度を検証することである。
方法
32項目のオリジナル尺度を作成し、医学生411名(被引用度69%)と歯学生287名(被引用度49.7%)に投与した。因子の存在を調べるために探索的因子分析を行った。抽出法には主成分分析を用い、斜め回転法にはオブリミンを選択した。信頼性の評価にはCronbach's alphaを用いた。
分析結果
合計698名の学生の回答が分析対象となった。最終的な尺度には24の項目があり、「倫理的側面」「ソーシャルメディアの危険性」「医師の排除」「選択の自由」「プロフェッショナリズムの重要性」「デジタル時代の医師」「否定的な結果」という7つの因子を形成していました。尺度の信頼性を示すCronbachのαは0.72でした。各因子の信頼性は、.570から.877の範囲であった。
・採用された24項目
結論
本尺度は、e-professionalismに対する態度の7因子を測定し、十分な信頼性を示した。検証から得られた知見に基づき、いくつかの改善点を提案する。