医学教育つれづれ

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プロンプト駆動型ワークシート:教育者の生成AIへの懸念を学生の学習ツールへ転換する

The prompt-powered worksheet: Transforming educators’ generative AI trepidation into student learning tools
Y. ChoORCID Icon,C. M. CronigerORCID Icon,M. W. McEneryORCID Icon,R. McLinORCID Icon &A. L. Wilson-DelfosseORCID Icon
Received 15 Jul 2025, Accepted 03 Sep 2025, Published online: 24 Sep 2025
Cite this article https://doi.org/10.1080/0142159X.2025.2558903

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/0142159X.2025.2558903?af=R#

  1. 教育上の課題
  • 医療教育において、生成AIは学習を強化する可能性がある一方で、批判的思考を損なうリスクがある
  • 多くの教育機関は、AIの使用に対して制限的なアプローチをとるか、ガイドラインを設定できていない
  • 教員のAIスキルにばらつきがあり、適切な教育的統合が困難
  1. 提案されたソリューション
  • 「プロンプト駆動ワークシート」を開発
  • 4つのステップと6つの事前設計されたプロンプトを使用
  • 教員がAIをブレインストーミングパートナーとして活用し、学習ツールを作成

「プロンプト駆動ワークシート」の具体的な特徴

  1. 構造 4つの連続したステップから構成:

ステップ1: 学習コンテキストの定義

  • 構造化された分析テーブルの作成
  • 具体的な学習シナリオの特定
  • リスクと重点を明確化
  • 保持すべき批判的思考スキルの特定

ステップ2: 優先事項の確認と選択

  • AIと協働で優先順位を検討
  • 学習モーメントや課題を特定
  • 最も重要な批判的思考スキルを決定

ステップ3: ツールタイプの選択

  • AIからツール提案を受ける
  • 可能なツールオプションを評価
  • 具体的なツールタイプを選択

ステップ4: ツールの開発と洗練

  • AIと共同でツールを作成
  • 反復的な修正とフィードバック
  • コンテキストに特化した最終調整
  1. 特徴的な点
  • 複数のAIモデル(ChatGPT、Gemini、Claude)で使用可能
  • 技術的スキルがなくても利用可能
  • 教員が常に主導権を保持
  • 批判的思考の維持を重視
  1. 具体的な成果物の例
  • 学生用AI利用自己評価チェックリスト
  • AIアウトプット評価ルーブリック
  • チャットボット用プロンプト
  • 臨床推論ワークシート
  1. 実装と結果
  • 2025年の国際医学教育学会で75人の参加者を対象にワークショップを実施
  • 50人が活動と評価を完了
  • 結果:
    • 100%が学習ツールを作成
    • 82%がプロンプトシーケンスを非常に有用と評価
    • 92%がAIへの懸念を実践的な教育ソリューションに転換できたと報告
  1. 主な成果
  • AIを脅威ではなく、協力的なツールとして捉えるパラダイムシフト
  • 教員が pedagogical expertiseを維持しながらAIを活用
  • AIスキルに関係なく、すべての教員が学習ツールを作成可能
  1. 今後の展望
  • 学生の批判的思考スキルとAIを用いた学習成果の関係を検証