医学教育つれづれ

医学教育に関する論文のPOINTを書き出した備忘録的なブログです。

薬理学における評価方法の一つとしてのクロスワードパズルの使用に関する受容性

Acceptability on the use of crossword puzzle as one of methods for assessment in Pharmacology
Document Type : Original Article

Authors
PRITHPAL SINGH MATREJA 1 JASPREET KAUR 2 LALENDRA YADAV 3

 

https://jamp.sums.ac.ir/article_47630.html

 

はじめに

教科書通りの講義では、注意力が不足し、自己評価が制限された独立した思考になってしまいますが、クロスワードパズルは有望な結果を示し、実質的な使い勝手の良さがあります。

文献によると、クロスワードは、スペル、用語、定義を教えたり、事実の保持や暗記を高めて重要な概念を対にして与えたりするのに効果的なツールである。パズルの事実と単語のヒントを結びつけることは、正しいスペルがわかっている場合にのみ起こり、クロスワードパズルは生徒がこの正しいスペルを身につけるのに大いに役立つのである

そこで、本研究では、クロスワードパズルの評価方法としての受容性を知ることを目的とした。

方法

クロスワードパズルの受容性を評価するこの横断的研究の対象は、第二専門職であるMBBS(Bachelor of Medicine and Bachelor of Surgery)の5学期の学生であった。研究は、2018年から2020年の同時期に、3カ月かけて3つの連続したバッチで実施した。学生は形成的評価に登場し、書面によるインフォームドコンセントを行った。クロスワードパズルは学生に配布され、1週間後に匿名のフィードバックアンケートと形成的試験が行われた。フィードバック・アンケートの信頼性をCronbach's Alphaで分析した結果、内部一貫性は0.841であった。

結果

合計425名の学生が本研究に参加した。クロスワードパズルは、3年間の平均得点が62.7%で、形成的試験の得点に比べて有意に高かった(p<0.05)。
クロスワードパズルの平均得点は62.7%で,試験の得点45.2%と比較して有意に高かった(p <0.05).同じ学生が両方の評価を受け、その結果を比較しました。評価の結果、大多数の学生はクロスワードは薬物の知識を高め、能動的な学習を促進し、トピックを覚えるのに役立つという意見でした。

結論

クロスワードパズルは、従来の形式的な評価と比較して、より良い結果をもたらし、より良い理解を得ることができるため、評価のためのツールとして受け入れられ、効果的である。。ほとんどの学生は、クロスワードが薬物の知識を高め、能動的な学習を促進し、トピックを思い出すのに役立ったことに同意した。