医学教育つれづれ

医学教育に関する論文のPOINTを書き出した備忘録的なブログです。

臨床実習カリキュラムの評価と質改善に向けて(アメリカ)

A Process for Assessment and Quality Improvement of the Clerkship Curriculum.

Glaser, K. (2019).

Journal of Medical Education and Curricular Development.

https://doi.org/10.1177/2382120519825873

https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/2382120519825873#articleCitationDownloadContainer


医学教育の臨床実習における見習いモデルへの依存は、教育提供の多様性および結果に対する懸念にもかかわらず、持続している。多くの機関がこの変動に対処していますが、何が機能しているのかを評価するための明確で客観的な方法が必要です。これらの教育的経験を評価することは、学生が卒業することを確実にするために不可欠な要素です。 2014年に、アリゾナ州立大学オステオパシー医学部(ATSU-SOMA)は、医学生3年目と4年目に、主要臨床実習コースのオンラインカリキュラムコンポーネントを実装することによって、臨床実習のばらつきに対処するためのカリキュラム変更を導入しました。その後、これらのコースを評価するための新しい構造化された客観的なプロセスが、臨床実習中の学生の学習成果を向上させるために設計されました。カリキュラム評価のための新しいプロセスを開発するために、作業グループが設立されました。その実施のパイロット段階のプロセスは、関係者の参加を促進し、期待の伝達を高め、臨床実習設計における説明責任を高め、必要なカリキュラム変更を決定するために客観的評価ツールを効果的に採用した。評価プロセスの効率性を高め、推奨される講座の改訂が学生の成果を改善したかどうかを分析するためのツールと方法を改訂し続けています。

 

*主要の臨床実習科目

家庭医学、内科、小児科、産婦人科、一般外科、精神科、神経学、循環器学、救急医学、整形外科

 

方策

●評価プロセスの作成
カリキュラム委員会作業部会の設置

必要なデータを特定する

コース評価プロセスと評価ツールの開発

プロセスと調査結果の文書化