Descriptors for unprofessional behaviours of medical students: a systematic review and categorisation
Marianne Mak-van der VossenEmail author, Walther van Mook, Stéphanie van der Burgt, Joyce Kors, Johannes C.F. Ket, Gerda Croiset and Rashmi Kusurkar
BMC Medical Education 2017 17:164
背景
プロフェッショナリズム教育を発展させることは、医学教育の中核課題です。残念なことに、教育者が医学生のアンプロフェッショナリズムを特定することは困難なままであった。なぜなら、複数の理由はあるが、学生のアンプロフェッショナリズムな行動を文書化するために使用できる定型化された記述が一般的なものを採用されていなかったからである。本研究は、医学生の現実でのアンプロフェッショナルな行動に関する研究に基づいて、アンプロフェッショナルな行動の記述の定形・概要を生成することを目的とした。
方法
PubMed、Ebsco / ERIC、Ebsco / PsycINFO、Embase.comを2016年にかけて調査し、体系的レビューを行った。は、学部生の認定または目撃されたアンプロフェッショナルな行動について審査された。
結果
検索で11,963の研究が得られ、46の記事がすべての包含基準が満たされた。我々は、30の異なる記述にコード化され、続いて4つの行動テーマ、すなわち、きちんと学習・参加をしていない、不誠実な行動、無礼な行動、および自己意識の乏しさに分類された、アンプロフェッショナルな行動の205の異なる記述を見出した。
結論
この概要は、医学生のアンプロフェッショナルな行動を記述するための共通の言葉を提供します。記述の枠組みは、教育者が学生のアンプロフェッショナルな行動を命名するためのツールとして提案されている。発見された行動にはさまざまな原因がありますが、行動が起こった個人的、対人的および/または制度的状況について、学生との討論で探究すべきです。アンプロフェッショナルな行動を明示的に命名することは、アンプロフェッショナルな行動とは何か認識される土台を作り、より詳しく説明が必要な学生を拾い出すという2つの目標をもたらします。将来の医師がアンプロフェッショナルな行動を避けるためには、重要なことです。
＊きちんと学習・参加していない
欠席・遅刻する、締め切りを守らない、やる気がない など
→精神科治療を要するか、学習者の自律性・関連性・能力を促す
＊不誠実な行動
署名の偽造、出席の代筆、カンニングなど
→教員の意識の向上、盗作防止ソフトの導入
＊無礼な行動
失礼な発言、ボディランゲージ、SNSへの不適切な投稿 など
→上層部への報告の機会の設置、共感の教育・維持、SNS時代の規範確立
＊誤った自己認識
フィードバックを避ける、受け入れない。自らの限界を認識していない など
→同学年・同僚を踏まえた期待の明確な設定、困難な状況のときの対処の仕方の教授
